| 3.紙内部の観察-高度切断技術 |
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| 集束イオンビーム加工装置 |
| (日立FB-2000A型) |
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観察目的にかなうように、紙の断面加工処理に多様な方法を適用しています。
集束イオンビーム加工装置(FIB : Focused Ion Beam)は集束Gaイオンビームを試料に走査照射する超微細加工装置で、近年、紙加工処理装置としても注目されています。 |
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| 特徴
1. |
高加工精度
イオンビーム照射位置精度0.1ミクロン以下 |
| 特徴
2. |
高度切断技術
金属および鉱物でも切断可能 |
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印刷用塗工紙は、パルプ繊維からなる原紙に白色顔料を表面塗工しています。表面塗工の方法は印刷品質に大きく影響するため、塗工紙開発には塗工層内部状態の観察が不可欠です。
紙の内部を詳細に観察する場合、断面処理方法が重要となります。印刷用アート塗工紙の断面処理結果です。高級印刷用途のため塗工層は二度塗りしています。FIB法による断面処理では顔料間空隙状態が明瞭であり、ミクロトーム法断面処理では顔料形態が明瞭となっています。 |
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研究例
FIB断面処理により断面処理面の空隙状態が明瞭に観察できることが判ったので、従来不可能であった二度塗り試料の下塗り層の空隙状態について観察データを画像処理した後、空隙状態を統計数値化できました。を統計数値化できました。下塗りの空隙量値と印刷品質との関係は未知の部分であり、この手法は今後の塗工紙研究への貢献が期待されます。
本研究は、2001年TAPPI Coating Conference(米国)で発表を行い、最優秀賞として表彰されました。 |
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