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00.05.01 第12号
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「OKトップコートマット」のご紹介 |
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塗工紙は、光沢の違いによって2つに分類されます。光沢の高いグロス系と光沢を抑えたダル・マット系です。ここでは当社のマットコート紙グループの中から「OKトップコートマット」をご紹介します。
塗工紙の魅力は何といっても美しく、より精密な印刷表現を期待できるところにあります。当社でもこれまで出版社や印刷会社、クライアント、デザイナーその他のユーザーニーズに応えて、多種多様な塗工紙を開発してきました。特にダル・マット系用紙の需要は年々伸びて、当社の上質塗工紙の中でも同品種が約40%を占め、美術書、写真集、パンフレット、カタログ、カレンダーなどの高級印刷物に使用されています。また女性月刊誌の本文、グラビアなどでも、ダル・マット系用紙が好まれて多く使われています。
カレンダーの紙質調査では、10年ほど前のグロス系対ダル・マット系の比率が約7:3であったのに、最近ではほぼ3:7と逆転しており、ダル・マット調の人気が高まっています。壁に掛けた時に光らずに見やすいこと、落ち着きや高級感があることが人気の理由のようですが、最近ではグロス系に比べて嵩(かさ)が出やすく、手に持った時の重量感、手肉感に優れていることから、出版物でも好まれて使われる傾向が年々強くなってきています。 |
| 「OKトップコートマット」とは… |
| ■マット系とグロス系の違いは? |
前述のように、カレンダー市場において顕著な形でダル・マット系塗工紙が人気を集めていますが、その人気の秘密ともいえる用紙の構造面についてお話しましょう。
物体に光が当たって反射する場合、入射光と同じ角度で反射する正反射と四方に散乱する乱反射の2種類があります。正反射量の多い、すなわち表面が平坦であるグロス系塗工紙は光沢の高さを感じさせ(写真2)、逆にマット系塗工紙は表面に微細な凸凹をつけて乱反射させることによって光沢を抑えています(写真1)。 |
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マット系 (写真1) |
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グロス系 (写真2) |
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| さらに白紙光沢の差に加えて、インキが載った時の印刷光沢との組み合わせで、より個性を持たせることが可能になります。グロス系は白紙光沢・印刷光沢ともに高く、ダル系は白紙光沢を抑えながら印刷光沢を出すように設計されており、マット系は白紙光沢・印刷光沢ともに抑えて落ち着いた雰囲気を醸し出します(図1)。 |
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図1 グロス/ダル/マットの白紙光沢と印刷光沢の関係 |
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| ■究極のマットコート紙「OKトップコートマット」の特長 |
| マットコート紙の紙腰、印刷仕上がりを保ちながら、より暖かみ柔らかさまろやかさを感じさせる自然色のマットコート紙、それが「OKトップコートマット」です。従来にないソフトな自然の白さと落ち着いた高級感を醸し出す印刷効果が期待できます。おかげ様で「OKトップコートダル」「ニューエイジ」とともに、当社のA2マット系コート紙における3本柱の一つとしてご好評をいただいています。 |
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図2 OKトップコートマット品質概念図 |
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図3 OKトップコートマット色相概念図 |
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〈当社のダル・マットコート紙の特長〉
| (1)OKトップコートマット |
| マットコート紙特有の紙厚、紙腰を損なうことなく、印刷表面性をダルコート紙レベルまで引き上げています。色合いについてもインキ発色が忠実に再現できる自然の白さを持ち、高級美術書や高級カタログ・カレンダー、出版の本文用紙などに最適な用紙です。 |
| (2)OKトップコートダル |
| しっとり落ち着いた表面性、冴えた白さが際立つ高級ダルコート紙です。印刷光沢が高く、白紙面と印刷面のグロスコントラストが魅力となっています。美術書や写真集、パンフレット、カタログ、カレンダーなどの高級印刷に最適な用紙です。 |
| (3)ニューエイジ |
| マットコート紙の代名詞となっている、ベストセラー印刷紙。腰の強い紙力と十分な嵩(かさ)、優れた文字の可読性、書き込み性を持ち、大量印刷に最適な印刷用紙です。白紙面のマット調と落ち着いた印刷効果が特長で、読みやすく目が疲れないため、パンフレットやカタログなどに使われます。 |
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