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紙の特性 再生紙
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再生紙とは、原料に古紙を配合して製造された紙のことです。しかし、配合率等の明確な定義はまだありません。古紙が1%の配合でも再生紙と言うことはできますが、エコマークを取るためには70%以上の配合率が必要です。またグリーン購入法によっても古紙配合率70%以上が推奨されています。
従来は新聞紙、段ボール、板紙、トイレットペーパー等への利用が主でしたが、最近では環境に対する意識の高まりもあり、書籍や雑誌、文具、OA用紙等への利用も増えています。
わが国の古紙利用率は現在60%をこえ、世界でもトップクラスです。 |
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| 紙の古紙配合率や品質を表すマーク |
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古紙からパルプへの再生フロー |
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離解………紙を繊維状にほぐす
除塵………古紙に含まれる異物やゴミを取り除く
脱墨………繊維から剥離されたインキを掻き取る |
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紙の再生 |
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市中で回収された古紙が再生されるまでには、脱墨、漂白、加熱、乾燥などの過程を経るため、数回再生利用すると繊維が細かくなり弱くなって、再生することができなくなります。紙のライフサイクルを考えると、全ての紙を平均して古紙の最大配合割合は60〜70%が最適で、残りは新しい原料でまかなう必要があります。つまり、供給する紙をすべて古紙だけで作ることはできないのです。 |
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紙の生産における環境負荷は、原材料だけでなく、製造工程も含めた全体で評価する必要があります。木材パルプから作られる紙と、古紙をリサイクルした紙では、製造工程が異なります。このためそれぞれを生産する場合のCO2排出量も同じではありません。
木材から新しく製造される木材パルプは、製造工程で発生する黒液(植物性廃液)をバイオマス燃料として使用できるため、化石燃料の消費量を抑えられるという特徴があります。
一方、古紙をリサイクルする場合は黒液の副生がないため、化石燃料を使用しなくてはならず、化石燃料の消費量は木材パルプのものより多くなります。具体的には、製紙連の報告では、古紙配合率1%増加でCO2排出量が0.54%アップするとされています。 |
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これらのことから、すべての紙製品に古紙100%を求めることが、本当の意味で環境にやさしいと言えないことは明らかです。紙にはさまざまな種類がありますが、それぞれ使用目的などに応じた美しさや強度、印刷適正などが求められています。こうしたことを考慮しながら、それぞれの古紙の配合率、生産工程における環境負荷を考え生産してはじめて、環境にやさしい紙と言うことができます。 |
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